猫と着物と時々ハンドメイド

ハンドメイドと猫と着物が好きな派遣社員。ライター業はじめました。

継続は美しい

飽き性でずぼらな自分は何かを継続したことはない。

幼いころからそれは変わらなくて兄と友達がやっていたからといってはじめたテニスは1回か2回通っただけで嫌になったし勉強は下手にできたものだから予習復習をするという習慣もなく中学で挫折、以後引きこもりに。

部活でやっていた吹奏楽トロンボーンを吹いていたが走り込みが嫌だったし譜面は何度覚えようと思っても覚えられた試しがない。ベーデーチェーとかそういったものをやった記憶が残るだけである。先輩も覚えさせようと手作りの音階表を作ってはくれたがその労力も中学1年の途中で引きこもりと同時に部活も辞めたことで泡と消えた。自分が一番やり直したいのは中学生時代かもしれない。今のまま中学生になって今の根性とやる気で部活をしていたらもっと充実した中学生活だったのでは、とたまに考える。

だがしかし、そもそも運動が嫌いで吹奏楽部に入ったのに吹奏楽部の実態は運動部なのである。理不尽極まりない。そして通っていた中学校に文化部はなかったのである。これは運動嫌いには死と同義である。一応帰宅部らしきものはあったがそれは外部のスポーツクラブに通っていたり嫌われ者が入るところだったためハブられたくない自分は吹奏楽部に入るしか選択肢はなかった。けれど結局引きこもり不登校児になるのなら結果は一緒だったのかもしれない。

中卒になりたくはない、でも定時制に入るほどヤンキーではない自分は全日制の高校に一応進学したが授業を受けたことなんてほとんどないから夏休み期間中は補講で毎日通っていたのではないのだろうか。それでも遅刻ばかりを繰り返して留年するか退学するか毎日朝から学校に行って出席日数を稼ぐか、という今考えると甘すぎる、そして当時の自分にとってはまさに衝撃的な選択をさせられ渋々出席日数を稼ぐことを選んだのである。

中途半端に先を見据える自分は中卒で根性も継続力も何もないバイトもしたことない人間が社会に放り出されて生きていけるわけがなく、またニートになって親の脛を齧り続けるには両親の経済力はそこまで豊かではないと分かっていた。

ちなみに今でも夢はブログタイトルの通り不労所得で生きていくことである。

そんなないない尽くしの人間でも唯一続いたこと、それはダイエットである。といっても半年ほど。一応マイナス7キロという結果は残したが今ではその頃からプラス10キロのため誇れるものでもない。

つまり今のところ自分はこの二十数年という人生の四分の一という時間を費やしているのに一つとして継続が続いたことがないのである。

文章に書き起こすとこれは結構やばい気がする。

 前職で鬱になったときは状況証拠として日記アプリに鬱々とした今でも読み返すと胃が痛くなる記録を書いていたがそんなものはノーカウントである。心が折れてしまう。

幸い文章を書いたり読んだりするのは好きなほうなので承認欲求もありまくりな自分にはちょうどいいとはてなブログをはじめた次第である。

これをきっかけに文章の仕事でもはじめられないかなという打算に満ち満ちているがこういうのは打算と呼ばないし大概の人が考えることな気もする。

兎にも角にもはてなブログを毎日書いて自分の尊敬する継続力のある人に近づきたいものである。

継続できない自分がこの世で一番尊敬するのは一つのことを継続し続けられる美しい人だ。