猫と着物と時々ハンドメイド

ハンドメイドと猫と着物が好きな派遣社員。ライター業はじめました。

思い出の枚数は多い方がいい

記憶の引き出しが増えるから。

夫の祖母に結婚式のアルバムを見せた。
自分達のキスシーンを夫の身内が見る様はとても恥ずかしかったけれど顔を綻ばせながら写真を見ていかれたらそんな感情は吹き飛んでいく。
結婚式の準備期間中から思ったことだが写真はたくさん撮っておいた方がいい。
風景や食べ物だけじゃなく自分や他人も。
私達夫婦は揃って写真を撮ることを趣味にしていたが自分達が撮られるのは嫌な方だった。
しかし自分の写真を見返すと今より若い、老けた、変わった、あの頃はああだったなんてことを簡単に思い返せるのだ。
記憶の引き出しは少ない。その手助けになるのが写真だった。
記憶の映像は風化しても写真は薄れない。
いつまでもどこまでもただそのまま。
肉眼で見た美しさに敵うことはあまりないけれど薄れた記憶を呼び戻すのに、鮮明にさせるのにこれ以上にいいアイテムはない。
データのバックアップは複数にしておくが吉。(初めての海外旅行の写真データ一つのハードにしか保存していなかったため全部消えてしまったのだ、今でも辛い)